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α55 Review #1

ついに手にいれた最新鋭一眼カメラα55.

今日はそれについて、ちょっとの説明と開梱レビューを
行いたいと思います。





α55が取り入れた革新的な技術、Translucent Mirror Technology
とは………

普通の一眼レフのしくみは下図のようになっています
NormalDSLR.jpg
↑レンズのモデルはDT18-55mm F3.5-5.6 SAM
この図を作るのにちょっと手間がかかった。

レンズから入り込んだ光はメインミラーで反射され、
ファインダーのペンタプリズムに入るようになっています。

また、メインミラーは一部が半透明になっており、透過した光が
サブミラーに当たり、それがAFセンサに届くように出来ています。

AFセンサは「位相差式」という方式で、
センサに搭載された複数のレンズで光を捉え、電気信号化して
その信号の位相の差を比較し、位相が重なる点までレンズを動かす
しくみです。
PhaseSensor.jpg
この方式の利点は、前にフォーカスがあっているか
後ろにフォーカスがあっているかが判断できるので、
無駄のない素早い動きが可能な点です。

最近のデジタル一眼レフは液晶に映像を写せる
ライブビュー機能を備えたものがほとんどです。
撮影の自由度が上がり、いろんなアングルで撮れるという利点が
ありますが、その反面AFが遅くなってしまいます。

ライブビュー時は下図のようにシャッターが開き、
常時撮像素子に光が当たった状態です。
ShutterOpen.jpg
この状態ではAFセンサに光が当たっていないので、
フォーカスが合うと映像のコントラストが上がるという性質を
利用した「コントラスト式」でAFを行っています。

この方式では前でピントが合っているか
後ろでピントがあっているかが判断できないため、
レンズを右往左往させなければならず、AFが遅くなってしまいます

そしてTranslucent Mirror Technologyを搭載したカメラ
のしくみがこちら。
Alpha55.jpg
普通の一眼レフとは明らかに部品の配置が違いますね。
ここで採用されているミラーは半透明なので、 撮像素子に光を当てながら、AFセンサーにも光を 当てることが可能です
↑ここ重要! テストに出るぞー!!(爆)

その代わり、ペンタプリズムが利用できないので
電子ファインダーで代用しています

これならライブビュー時でも位相差AFが働き続け、
素早いフォーカシングが可能です。
部品点数も少ないので、小型化しやすいのも利点です。

常時AFを働かせているので、電池のもちがあんまり良くないという
短所はありますが。

さて、本題の開梱レビューです。
DSC00541.JPG
箱は全体的に朱色(シナバー)で、
左上には、最近のSONY製品のパッケージに必ずある、黒地にソニーロゴ、白地に商品ロゴの表記があります。


DSC00539.JPG
開けるとまず最初に書類が出てきます。
説明書、保証書、レンズやアクセサリーの紹介だけでなく、
エントリーモデルならではの撮り方ガイドなども入っています。
ハイエンドモデル並みの連写性能と高感度画質を備えた本機ですが、あくまでもターゲットは初めて一眼カメラを購入する層なんですね。


そして内蓋を上げるとこんなレイアウトで梱包されています
DSC00538.JPG
左側に本体、右上にレンズ(DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM SAL1855)、
右下にショルダーベルトやUSBケーブルがあります。

本体だけなぜか二重に包まれています。

と、ここで「バッテリーとチャージャーがないっ!!」と焦った。
しかしよく見てみるとレンズが収納されていた下に小さな仕切り
がある。
そこを開くと
DSC00537.JPG
バッテリーチャージャーとバッテリーが姿を現します。

付属のレンズですが、単体でレンズを購入したときについてくる
黒いキャップ(ボディ側)ではなく、超安っぽい乳白色のキャップ
がついてきます

DSC00536.JPG

こういうところでコストダウンしてるんですね。

開梱レビューは以上です。
今度は作例などをあげたいと思います。
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